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目の知識 / 近視の手術(角膜屈折矯正手術)について
最近、世界中でよく行われている近視の手術方法に、LASIK(レイシック)があります。これは、まず、マイクロケラトームという電動カンナの一種で角膜表面にフラップを作り、次に、角膜実質をエキシマレーザーを使って組織をとばすことにより薄くし、再びフラップで蓋をするという方法です。この方法も、従来の手術よりは安定した成績を期待できますが、いくつかの問題点が指摘されています。
まず、マイクロケラトームは、目に大きな圧力をかけなければ切開を行えません。大体100mmHgの圧が必要と言われています。正常な眼圧は15mmHg程度ですので、短時間とはいえ、このような高い圧力を加えることによる目への影響が懸念されています。マイクロケラトームによる切開の際に失敗すると、角膜不正乱視をおこすこともあります。また、最近の報告では、術後、ほとんどの症例にドライアイが発生すると言われています。
LASIK(レイシック)は、まだ新しい術式なので、長期の経過がどのようになるかまだよくわからない部分もあります。

LASIK(レイシック)

この他にも、乱視に対する手術、老眼(眼科的には老視といいます)に対する手術、遠視に対する手術なども試みられています。近視に対しても、このようなLASIKだけでなく、PRKという方法や、角膜に透明のリングを埋め込み、レーザー照射が必要ない術式も開発されています。
色々な手術術式があり、各手術に関しても肯定的、否定的と眼科医によって考え方が異なります。現代は多くの情報があふれていますが、専門知識がない場合には、正しい判断を下すのが困難なこともあります。近視の手術などに関して、信頼できる眼科医に相談することが必要です。
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